Where will you go next??

タイトル「C’est la vie」に込めた思い

みなさんこんにちは!

おかげさまでこのウェブサイトを試行錯誤を経て完成させてから4ヶ月以上が経過しました。

トップ画面はカルーセル式。こちらはアルメニアの洞窟教会にて撮影。

デザインを最優先に考えて作成したため、他の旅行ブログのように「どこになにがあるのか」が非常に分かりづらくなっています。

カテゴリから記事に飛ぶこともできないし、探したい国の記事へ行き着くまでにも時間がかかる、「読者に優しくない」ウェブサイトであることは明らかです。

しかし、そんな身勝手なブログであるにも関わらず呆れず、見放さずに読み続けてくださっている読者の方々、記事に必ずつけているランキングボタンを毎日必ず押してくださる方々がいます。その方々への感謝を忘れたことは1日たりともありません。

「一個人の主観・感想・情報」には原則、大きな価値はありません。より客観的な事実を記してこそより多くの読者に届くのは事実です。

しかし、私は記事を書く際には必ず読者の方々の顔を想像して書いています。

家族、友人、医師として関わった多くの同僚や患者さん方、旅人のみんな。

「彼らに何かが伝わるといいな」と念じながら書いています。

もちろん、中央アジアやコーカサス、東欧などこれまで回ってきた土地はほとんどの読者にとって馴染みが薄いでしょう。

「行く可能性がほとんどない土地」に関する情報は多くの読者にとって価値がないものでしょう。行き方や、価格などの情報は旅人にこそ役に立てど、日本に住む多くの読者には無価値です。

無味乾燥な紹介に終止せず、なるべく私の個性が出ている文章、その場の空気を伝えられる写真を多く掲載することで、そんな方々にも少しでも興味を抱いてもらい、旅の楽しさを伝え、追体験していただけるようにと工夫をしているつもりです。

至らないところだらけで、改善したい部分を挙げたら枚挙にいとまがないため記しませんが、これからよりよいウェブサイトを運営していくことを約束します。

いつも読んで下さっている皆さんに本当に感謝しています。 

いつもありがとう。


さて。今回は、私のウェブサイトのタイトルになっている「C’est la vie」に込めた思いを記していきたいと思います。

「C’est la vie」とはフランス語で「これが人生さ」を意味します

私が尊敬するミュージシャンである「Kan Sano」氏の曲のタイトルでこの言葉を知りました。

歌詞はこちらから→C’est la vie

Kan Sano氏の紡ぎ出す美しくメロウなアーバンソウルと、七尾旅人氏の声も相まって、センチメンタルなのにどこかポップで温かい、何度でも繰り返し聴きたくなるような素晴らしい曲になっています。

この曲を初めて聴いた時は思わなかったのですが、繰り返し聴いていると

「これが人生さ」とこれまでの人生で何度口にしただろう。 何度頭に浮かべたかな。

そう考えるようになりました。

思いが届かなかったとき、努力が報われなかったとき、自分の力ではどうすることもできない大きな力に翻弄されたとき。

多くはそういった「悲しみ」や「落胆」、「諦観」といった感情に蓋をしようと心を閉ざし、感じることをやめ、自分を守ろうとした結果「これが人生さ」と、「運命なのだから」「人生なんてそんなもんだから」と自身を納得させようと試みてきた。そう思い返されました。

無情な人生や結末を「受け入れる」。

これは人生においてとても大切な技術です。抵抗し続けたり、怒りなどのエネルギーに変えてしますと

途中でぽきっと折れてしまったり、大切なものを失う結果に繋がりかねません。

では、私がこのタイトルをそういう意味で。すなわち「人生こんなもんだから諦めよう」というニュアンスで掲げたのかというとそれは違います。

この言葉の意味を調べていると、この「C’est la vie」には悲観的なニュアンスではない使い方があることがわかりました。

つまらない人生、なんてことのない人生、悪いことばかりが重なってしまう人生

そういった中で時々起こるささやかな喜び。

そんなときに「これが人生さ」と呟くというのです。

普段のしんどい人生も人生。

でも、こんなに素晴らしい瞬間だってそれもまた人生。

激しい肉体労働の帰りに買って帰った惣菜とビールがとてつもなく身体に染み渡った瞬間

育児と家事に終われて自分の時間も持てずに疲弊している時に見上げた夕日のたまらない美しさ

恋人に裏切られ、上司に罵倒されたあとに電車でふとした気分で席を譲ったお年寄りに心からの感謝を告げられた際に浮かび上がった充足感

そんなときに、「C’est la vie」と呟く。

なんて逆説的で、なんてクールな態度でしょうか。

長いようで短い人生の間に、幸せばかりは続きません。

金銭の問題、健康の問題、家族の問題、、、
何か1つが解決したらまた1つ顔を出します。

まるで終わることのない業の中に投げ込まれたかのように、どんな環境になっても続いていく苦悩。

ですが、どんな人生であっても、些細な喜びに目を向けられるかどうか。それを意識して認識するかどうか。それはほんの1秒の出来事かもしれないし、毎日当たり前に存在していて見過ごしているものかもしれません。

その瞬間に、その他の時間がどうであれその人は輝き、その人生は「いいものじゃないけど悪くもないな」と感じられるでしょう。

私は精神科医として大学病院、民間病院で経験を重ねてきましたが、訪れる患者さんやその家族の多くは、闘うことに疲れ、本来の自分を見失い、諦めることばかりの人生に慣れてしまっています。

「それが人生だから」と。

私たち精神科医は、薬物療法や本人の抱える環境を調整するだけではなく、「同じ物事が自分に起こった際にどう受け止めるか」という「考え方の癖」を見抜き、それを変えていくお手伝いをしています。

しかし、実体験の伴わない教科書で得た知識や、小さな世界の中で得られた経験をベースに語ったところで、そんなに患者さんは甘くありません。医者の欺瞞を見抜き、口先だけの言葉を放つ医師を心の中では軽蔑するでしょう。

そんな患者さんたちの心に響く何かを提供できるように。自分の体験したことを美しいものも辛いものも含めて共有できたらと思っています。

したがってこのタイトル「C’est la vie」には

しんどい出来事も捉え方を変え、その中にある小さな感動や喜びを見つけることで、「これが人生さ」といい意味で言えるようになってほしい

そんな思いを込めています。

もちろん、私の元に通っていた患者さん方に限らず、万人に共通して伝えたいと思います。家族や友人、関わった全ての人に届くといいなと、そう感じています。どんなに幸せそうに見える人、順調な人生を歩んでいる人にも必ず影があります。

苦しいときにこそ、ほんの些細な喜びに目を向けて、逆説的に、微笑んで
「C’est la vie」と唱えてみてください。

そのたびに、「人生、よくはないけど悪くもないな」と感じていただければ 望外の喜びです。


最後に。「C’est la vie」と言ってみようという方は、ワンクリックをお願い致します。。。!

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