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さて、リアルタイムでは本日トルコのイスタンブールへ到着しました!
4年前に訪れた際の思い出がフラッシュバックし、なんとも感傷的な気分でこの街を眺めています。
本当に久しぶりにひとり旅に戻ったので(中央アジアとコーカサスでは常に旅友やローカル民と遊んでいたので)
少しペースを落としてゆっくりとこの街を味わいたいと思っています。
では、アルメニアの紹介に戻ります!
これまでのブログでも触れているように、アルメニアはキリスト教の歴史を語る上で外せない国であり
多くの歴史ある教会・修道院があるのですが
今回は、なんと岩山を削って建てられた世界遺産「ゲハルト修道院」とその近くにあるギリシャ文化を色濃く残した「ガルニ神殿」を紹介します!
まずはゲハルト修道院から!
ゲハルト修道院とは??
起源は4世紀。迫害を受けて逃れてきた修道士達が、岩壁をくり抜いて作ったのが始まり。
まず、「くり抜こう」って発想がすごいですよね。アルメニアの伝統らしいけれど。
ゲハルトとはアルメニア語で槍のこと。前回のブログで登場した「ロンギヌスの槍」が発見されたのがこの辺りと言われています。
9世紀にアラブ人に破壊された後も13世紀に再建され、今の姿を保っています。
中心にある大きな聖堂は石を積み上げて再建したもので
隣には「洞窟修道院」とも呼ばれるこの修道院の本領発揮!とも言えるような
薄暗くて雰囲気抜群の、石でできた聖堂もあります。
ゲハルト修道院の行き方
首都エレバンから東へ! 後述するガルニ神殿を越えてさらに6km先にあります。
標高1700mの高さにあり(アレバンの標高が約1000m)、周囲をアザート渓谷に囲まれています。
陸の孤島というか、かなりアクセスは悪いですね。ましてや道路なんか舗装されていなかった昔の時代には
この渓谷自体が外敵から守ってくれていたんだろうなあ。
ここへ行くには、基本的にはタクシー利用!キリキアバスターミナルで容易に交渉することができます。
内部の紹介
基本的には岩をくり抜いて作られているだけあり、かなり薄暗くてひんやりとしています。
教会にありがちな煌びやかな装飾はなく、非常にシンプル、しかしそれゆえに凛とした美しさを持つ場所ですね。
また、アルメニア中で見られるハチカルという十字架も石造りのため非常に神秘的ですよ。
この日は偶然結婚式が行われていたので、さりげなく参加してきました。笑
美しすぎて、ダスティンホフマンのように花嫁を奪って逃げようかと0.2秒ほど悩みましたね。
アルメニアへ行く際は必ずお立ち寄りください!
それでは近郊にあるガルニ神殿の紹介です!
ガルニ神殿とは?
他の宗教施設とは異なり、キリスト教発生前の紀元前に建てられたヘレニズム建築です!
この時代のアルメニアは他の国同様、ギリシア・ヘレニズム文化の影響を受けまくり。
はい。デジャブですね。
正直見所は神殿自体よりも
ここから見える景色だったりします。
観光地化されていて入場料も1200ラリ(約400円)
ゲハルトの引き立て役という感じでしょうか。
暗くなるとライトアップされるようなのでもう少し雰囲気が出るんじゃないかな。
人が多すぎて写真も撮る気力がおきませんでした。。。。
というわけで、今回はアルメニアの世界遺産「ゲハルト修道院」、エトセトラを紹介させてもらいました!
次回はアルメニア3つ目の世界遺産「ハフパット修道院」と、セヴァン湖沿いに佇む美しい教会を紹介します!
お楽しみに!
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