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さて、リアルタイムでは現在スウェーデンの首都ストックホルムにいます。
北欧の良さを全てぶちこんだようなこの街の美しき街並み、人々、ファッション、雑貨に家具。
買い物しまくって一旦帰国しようかな。。。?と思わせるほどの破壊力ですねこれは。
「物欲」「オシャレすること」を自分に禁じて
「虚無僧」のごとく世界を行脚しよう。
と思っていたのですがそれも崩れそうですね。財布を管理してくれる嫁、募集中です。
さて、そんな煩悩から逃れられない「悟り」とはほど遠い私ですが
明日から大自然の宝庫「アイスランド」へ向かいます!
というわけで今日のブログスタートです!!
前回まではこのウクライナのことをこれでもかというほど詳しく説明してきました。
2週間以上ウクライナにいるとはね、自分でも思っていませんでした。
なんなら観光大使に任命して欲しいくらいですね。
めんどいので仕事はしませんが。欲しいですよね?その肩書き・・・。
今回が泣いても笑っても最後の記事!
ウクライナ西部に位置する「世界遺産」の街
「リヴィウ」についてです。
Contents
リヴィウへ到着!!
長らく日本人の友人たちとキエフライフを満喫した後、急に一人になると途端に寂しさが募りますね。
心細さに似た感情で、普段一人で旅をしていても特段感じないのですが。
後ろ髪をひかれつつも移動です。
ネットで予め買っておいたチケットで電車に乗って向かいます!
特急(IC)で向かいました!片道4時間40分ですね。
590フリブニャです!
同じコンパートメントには一人息子を連れた地元の夫婦が。いい人達だったな。
到着し、宿へチェックイン
宿は噂に聞いていた「DREAM HOSTEL LVIV」です
ドミトリーで一泊500円程度。かなり清潔で、必要な物品も全て揃っています。
なによりフレンドリーなスタッフと、そのポジティブな影響を受けたゲストたちもみなフレンドリーですね。
話しかけるとすごく喜んで輪に入れてくれます!
共有ルームも広くて、ネット環境もバッチリ。作業にも向いてますね。
正直むちゃくちゃ沈没したかったです。。。。
翌日まず向かうは「東欧一美しい墓地=リチャキフ墓地」
旧市街の美しさも必見ですが、ここリヴィウには他にない面白い場所がいくつかあるので
向かってみました!
地図を見るとわかるように、このリヴィウはポーランドにほど近い場所にあります。
第二次世界大戦でソ連に組み込まれるまでポーランドの(一時はオーストリア=ハンガリー帝国)文化の中心地であり
街並みも完全に西欧のそれなんですよね。
ポーランド人が追放され現在はウクライナの文化の中心地になっていますが。。。
この墓地にはたくさんのポーランド人が眠っているそうです。その後ポーランドのワルシャワにある墓地にうつされた方もいるようですが。
もちろん現在は観光地化されつつも現役で、地元の墓地として利用されています!
ちなみに中はかなり広大な敷地です。。。ぐるっと回っていたら3時間くらいかかりましたよ。。。
しかもこの日は40度近い暑さ。冗談抜きでこのままここに埋められるところでしたね。
それでは数々の美しい墓石、それを彩る彫像をご覧あれ!
はい。圧倒的大迫力ですね。
これが墓??というものが多くて、見ているだけで楽しめます!
もちろん実際には悲しみを直接表現したような墓も多く
自分が死んだらどんな墓に眠りたいかな。悲しむ人はどれくらいいるかな。墓碑にはなんて刻まれたいかな。。。
なんて、色々と一人で考えてしまいましたね。
マラソンが好きな村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕の語ること」という
「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」とほぼ同じ文字数のエッセイでは最後に
自分の墓碑銘があるならこう刻んで欲しいとして結んでいます。
「少なくとも最後まで歩かなかった」
こんなにカッコいい文言ありますかね。
私なら何がいいかな。
皆さんならなんて刻みたいですか??
「最後に自分の墓碑銘になんて刻まれたいか」
それをイメージして、それに沿うように生きてみるのもいいかもしれませんね!
次に向かうはロンツキー刑務所博物館
ここは、ナチスドイツとその後はソ連によって実際に使われていた刑務所を博物館にした場所ですね。
無数の拷問や処刑が行われたところです。
本物の尋問室や独房が残っています。
「挑戦的」な人をメンタル・肉体をコテンパンに潰すための部屋や
実際の当時の写真なんかが展示されています!
入場は無料です。入り口を入ると看守のような格好の男性が受付をしており
なんとなく怖かったですね。。。
リヴィウの人々はソ連、今はロシアが大嫌い。
クリミア問題含め、現在進行形でウクライナはロシアに圧力をかけられ続けてますもんね。
ロシア語読みの「リボフ」と街を呼ぶと
普段温厚で優しいリヴィウの方々が明らかに態度が変わります。
まだまだ、傷が癒えるには時間が必要です。
そしてビール博物館へ
一日中歩いてヘトヘトでしたが
やってまいりました「ビール博物館」へ!
入場料は60フリブニャ、4種のビールの試飲が35フリブニャの激安です!
これまでのビールの歴史から、リヴィウのビール作りまで
一通り学んだ後は
試飲タイム!!!
旧市街をふらふらと
世界遺産にもなっているこのリヴィウは旧市街が見所!!
しかし世界一周中で毎日のようにどこかの街で旧市街を見ている身なので
贅沢にも飽きてます。
それなりには一通り歩いていますが、、、。
この夜は
チェンマイで出会った山形の旅館の跡取り息子
通称「先生」こと大貴さんに久々の再会!!
地元のリヴィウの子らを交えて夜遅くまで街ブラし、飲み明かしましたが
残念ながらカメラのバッテリーが切れており、、、、
スマホの充電も切れており、、、、
というわけです。
そんなこんなでかなり濃密な1日を過ごしました。
翌日は先生に教えてもらった激安ローカルレストランで食事をし
(ちなみに普通サイズのピザ一枚とビール中ジョッキで計120円くらい。ありえん。)
どうしてもポーランドで予定があったので
リヴィウは2日のみで移動。
また来たいなと思わせる魅力たっぷりの街でした!
次回からはポーランド編に、、、、
その前に、明日からアイスランドへ行って来ます!
それでは!
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